最初のピカピカレイン 2017年 施工方法

ピカピカレインを初めて施工したのは2017年6月です。
車種はVWゴルフ。
当時の商品の中から一番安かった親水性のニューピカピカレインを選択しました。

 

このクルマには2011年にニュービームを施工してありましたが、6年経ってそろそろ効果が弱くなってきたので、今度は親水性のガラスコーティングを施工することにしたのです。

 

撥水性のニュービームではなく、親水性のピカピカレインを選んだのは次のような理由です。

 

撥水だと職場での屋根なし炎天下の駐車の際にレンズ効果が心配だったからです。

 

VWの塗装は非常に強固で、最初の6年間はレンズ効果による焼けは全くありませんでした。ただ、新車から6年経過し、今後は塗装も老朽化してくるのが心配でした。

ピカピカレイン施工前の下地処理

今回は新車ではなく、6年経過しているクルマですから下地処理からしっかりしなければなりません。

 

1.シャンプー洗車。
2.コンパウンドがけ。
3.イオンデポジット除去
4.鉄粉除去
5.脱脂

 

全部必要かと言われれば、塗装の状態や水垢などの付着具合にもよります。
洗車後にボディー表面がつるつるしているようなら4の鉄粉除去は省略できますし、5の脱脂はもう一度シャンプー洗車することで代用できます。

 

コツを簡単に列記してみます。

 

1のシャンプー洗車は、スポンジを使って丁寧にボディーを洗車します。できるだけ汚れを落とすためです。

 

2のコンパウンドがけは、「ソフト99超ミクロンコンパウンド」が塗装を傷めないのでおすすめです。

 

どこが一番汚れているかと言えば側面です。
ドアの下半分の汚れは半端ないです。
ルーフやボンネットは意外にも大した汚れではありません。(ドアに比べれば)

 

ドアなのですが、左側が水垢がたっぷり付着した部分。右側がコンパウンドを掛けたところです。きれいになっているのが分かりますでしょうか。

 

ピカピカレイン

 

3のイオンデポジットですが、イオンデポジットとは自動車のボディに水滴が残り白く媚びりついている水垢のことです。

 

イオンデポジットはルーフやボンネットに付きやすいので、コンパウンドで丁寧に除去します。

 

ちなみに似た言葉ですが、ウォータースポットというのは、ボディについた雨粒などの水滴がレンズの働きをして日光の熱を集めてしまい、ボディの塗装面が焼けたり、凹凸になってしまうことです。これは下地処理では復活できません。

 

ていねいにやっても完全には取れませんから、ある程度のところで完了とします。

 

4の鉄粉除去は専用の粘土を使って水を流しながら取りますが、塗面がザラザラした感じでなければ省略しても大丈夫です。

 

5の脱脂は、手持ちの脱脂シャンプー(洗う幸せ)を使いましたが、なければシャンプー洗車で十分です。ただ、コンパウンドにはシリコンが含まれているので、シャンプー洗車は省略できません。

 

コンパウンドを掛けてシャンプー洗車後。

 

ピカピカレイン

 

よく乾燥させます。

 

ピカピカレイン

 

下地処理完成 「これで止めてもいいくらい」というのが下地処理の完成です。

 

ピカピカレイン

 

ピカピカレインの使い方

初めてのピカピカレインをかけていきます。

 

もう一度注意点をおさらいします。

 

どのガラスコーティングでも施工時に注意するのは次の点です。
1.水垢などをできるだけきれいに取り去ること。
2.ガラスコーティング施工時は水分を嫌うので、ドア下やサイドミラー下部などの水分をよく切って乾燥させること。
3.施工後12時間は雨に当たらないこと。

 

特に新車から時間が経過したクルマは1の下地処理が大事で、コンパウンドをていねいにかけて、できる限りの水垢を落とします。

 

もうこれで「コーティングしなくてもいいくらいきれい」というのが、下地処理の完成だそうです。

 

ピカピカレインの施工 透明な液体でノビが良いです。すぐに乾いていきます。

 

ピカピカレイン

 

塗ったらすぐに付属のファイバークロスで拭き取っていきます。
ボンネットなら半分づつ、ルーフは4分割と言った具合にパーツごとにしていきます。
ここがニュービームと違うところです。

 

全体の施工が終わりました。
6年落ちのクルマとは思えないほどきれいになりました。

 

ピカピカレイン

 

当時の親水性NEWピカピカレインは、落ち着いたツヤの出るタイプでした。今のピカピカレインはピカピカとしたきれいなツヤが出ます。

 

ピカピカレインが効いているかどうかは、職場の駐車場に止めたクルマの汚れたボディーが、強めの雨が降ったあとで汚れが洗い流されてピカピカになっていることで分かります。

 

このクルマは2020年に在宅になったのを機に、泣く泣く手放しましたが、ピカピカレインはきちんと効いていました。

 

 

親水性、滑水性のガラスコーティングなら、ピカピカレインをおすすめします。
撥水性が好みの方は、撥水性のピカピカレインもあります。

 

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